- 2024.4.19
令和6年4月23日(火)休診のお知らせ - 2024.3.5
令和6年3月11日(月)午後休診のお知らせ - 2024.2.28
2024年3月1日(金)午後臨時休診のお知らせ
土曜 9:00〜13:00(日・祝は休診)
福島区あおき鍼灸整骨院 骨盤の歪みから冷え性に!
心臓から足に向かって、大動脈と大静脈という大きな血管が通っていて、おへそのあたりで分岐して、両足へ入っていきます。下腹部から脚の付け根のそけい部を通っていくのですが、下腹部が内臓によってギュウギュウ詰めだと、この血管が圧迫されてしまうのです。とくに静脈の圧迫は深刻です。動脈は平滑筋という筋肉でできているので、少しですが自分で動く機能があります。しかし、静脈はうすい膜でできているため、まわりの筋肉に押されないと血液を送ることができないうえに、あまり弾力性をもっていないので、押されるとつぶれやすいのです。 さらに動脈は下へ向かって流れていくので、なんとか足の先まで血液を流すことができますが、静脈は重力に逆らい、心臓へ向かっていかなくてはいけません。多くの現代人は運動不足なので、ふくらはぎの筋ポンプがあまり働きません。弱い筋ポンプで必死に押し上げようとしますが、内臓の下部の静脈が押しつぶされていれば、そこを通ることはかなり難しくなり、足に静脈血が貯留しているような状態になってしまうのです。血管の流れが悪くなると、リンパ管の老廃物や水分も送り出せなくなるので、当然、足はむくみます。足はむくむと太くなります。足に溜まった水分や血液は冷やされてしまうため、冷えた血液が徐々に体じゅうに回ることになります。足が体液を冷やす冷蔵庫の役割をして、全身まで冷やしてしまうわけです。体温が低下すると、エネルギー代謝が落ち、太りやすくなります。老廃物を溜め込んだ液は、酸素もゆきわたりにくく、老化も促進してしまいます。”冷え”は万病のもと。とてもツラいうえに、免疫力を下げて病気にかかりやすくなってしまいます。骨盤の歪みからくる、負のスパイラルです。